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側弯症トレーニング

『側弯症トレーニング』(リハビリテーション)について

側弯症とは・・・?

背骨がねじれを伴い、横に曲がる変形を呈す疾患です。
(Cobb角10°以上の変形を側弯症と定義しています)

 

 ≪分類・特徴≫

  • 側弯症は大きく分けて、構築性側弯症と機能性側弯症の2つがあります。
  • 構築性側弯症の約9割が特発性(原因不明)側弯症であり、8歳~16歳位の女子に多くみられます。
    遺伝性が強く、97%の患者様に家族性の要因があると言われています。
  • 機能性側弯症は代償性・二次的変化で起こる可能性が高い側弯症であり、脚長差がある方や左右非対称性の運動を行っている方、日常での習慣的な動作が関与している方、高齢者等に多くみられます。

 

 ≪リハビリテーションについて≫

当院では医師の指示のもと、日本人向けに考案された側弯トレーニング®を修得した理学療法士(側弯トレーニング®認定トレーナー)が対応しています。
側弯トレーニングは姿勢の改善・背骨へのメカニカルストレス(側弯変形を強くする力)の軽減・患者様ご本人が側弯症の病態を理解していただく事を主な目的としています。

 

リハビリテーションの流れ

 【1.医師の診察】

初回は背骨全体のレントゲンを撮影し、側弯症の程度や分類等を診断します。運動療法が適応であれば、リハビリテーションを開始します。
※他院で撮影したレントゲンがある場合は、必ずお持ちください。

Cobb角とは?

 

正面から見た背骨の曲がり

Cobb角とは?

実際のレントゲン写真

 

Cobb角とは?

 

 【2.理学療法士による検査・評価】

過去から現在までの生活習慣等を含めた問診や、姿勢・歩行などの一般的な評価に加えて、側弯症に対しての専門的な評価を細かく実施します。
患者様の全体像を把握したあと、個々の身体の状態に合わせたオーダーメイドのトレーニングを検討します。

問診

 

まず初めに、問診にて患者様の情報をお聞きさせて頂きます。
その後、レントゲンや骨模型を用いて患者様自身がどのように背骨が曲がっていて、どのような姿勢になりやすいかを一緒に確認しながら説明させて頂きます。

側弯症

身体のゆがみの計測

 

次に、弯症に対しての専門的な評価を細かく実施させて頂きます。
評価結果から、個々の体に合ったトレーニングを考慮していきます。

側弯症

大腿骨の角度の計測

 

側弯症

脚の左右差を比較

 

側弯症

骨盤の左右差を比較

 

側弯症

姿勢や動作の評価

 

歩行、座位・立位姿勢等を中心に日常生活の中での姿勢や動作を評価させて頂きます。

側弯症

 

 【3.個別トレーニング】

基本的なトレーニングの考え方としては、側弯の程度・側弯変形による 身体へのストレスを軽減させるようにトレーニング行っていきます。
日常生活で側弯変形を助長している動作を、変化させるための生活指導や、自宅で行えるトレーニングも指導させて頂きます。

日常生活の中でとることがある姿勢(座位・立位・臥位等)の修正・指導を行い、普段の生活習慣から意識して頂きます。

立位姿勢の指導

 

側弯症

座位姿勢の指導

 

側弯症

臥位姿勢の指導

 

側弯症

ご自宅でもトレーニングを行えるように、患者様御自身で行えるオーダーメイドのトレーニングも指導させて頂きます。

トレーニング指導1

 

側弯症

トレーニング指導2

 

側弯症

トレーニング指導3

 

側弯症

 リハビリを行う上での注意点

  • リハビリで側弯の程度が軽減することもありますが、完全に真っ直ぐな背骨に戻るというわけではございません。
    側弯トレーニング®を通して、今後どのように側弯症と付き合っていけばいいかを患者様と一緒に考えていければと思います。
  • リハビリの内容として受け身ではなく、患者様ご自身に積極的に行って頂くトレーニングが主になります。
    ご自宅でも行える自主トレーニングや姿勢・動作等を中心に指導いたしますので継続してご自宅でも行ってください。
    当院でのリハビリだけでは効果が期待できないため、ご自宅での自主トレーニングや姿勢・動作の意識がとても重要になります。
  • 側弯トレーニング®を行っていても側弯変形が進行するケースもございます。
    その場合は、医師から他専門病院へご紹介することもありますので、ご承知ください。
    (医師の診察日時をご確認の上、ご来院ください)