INTERNAL MEDICINE / DIABETES

糖尿病について

血糖値やHbA1cが気になる方へ

健康診断で血糖値が高いと指摘された方、糖尿病の治療について相談したい方へ。糖尿病について正しく知り、日々の健康管理に役立てましょう。

中高年の日本人女性が医師に健康診断の結果を相談するイメージ(AI生成)

糖尿病とは?

糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)が慢性的に高くなる病気です。

血糖値を下げる働きをするインスリンの分泌が不足したり、インスリンが十分に作用しなくなったりすることで起こります。

初期には自覚症状が少ないこともありますが、血糖値が高い状態が続くと、血管や神経などに影響を及ぼすことがあります。

1型糖尿病

インスリンをつくる膵臓のβ細胞が壊れるなどして、インスリンが著しく不足する病気です。年齢にかかわらず発症することがあり、インスリンを補う治療が必要になります。

2型糖尿病

インスリンの分泌の低下や、インスリンの効きにくさが関係する病気です。遺伝的な体質に加え、食生活、運動習慣、加齢など、さまざまな要因が重なって起こります。

血糖値・HbA1cの目安

日本糖尿病学会の「糖尿病診療ガイドライン2024」では、次の値は「糖尿病型」を示す判定基準に含まれます。

検査項目糖尿病型の目安
空腹時血糖値126 mg/dL以上
HbA1c
(NGSP値)
6.5 %以上
血糖値またはHbA1cのいずれかが1回高かっただけで、必ず糖尿病と確定するわけではありません。ほかの血糖検査、症状、これまでの経過などを考慮して医師が判断します。

血糖値とHbA1cが同じ採血でともに糖尿病型を示す場合など、1回の検査で診断できることもあります。一方、HbA1cだけを繰り返し測定して診断することはできません。

これらは診断のための目安であり、治療中に目指す数値とは異なります。結果の見方や再検査の必要性については、医師にご相談ください。

糖尿病の症状

血糖値が高い状態が続くと、次のような症状が現れることがあります。

  • のどが渇きやすい
  • 尿の回数が増える
  • 疲れやすい
  • 体重が減る
  • 傷が治りにくい

ただし、初期には症状がないこともあります。また、これらの症状は糖尿病以外の原因でも起こるため、症状だけで判断せず医療機関にご相談ください。

糖尿病の合併症

糖尿病では、血糖値が高い状態が続くことにより、血管や神経に影響が及ぶ場合があります。

糖尿病網膜症

目の網膜の血管に障害が起こることがあります。見え方の変化がなくても、定期的な確認が大切です。

糖尿病性腎症

腎臓の血管に負担がかかり、腎機能が低下することがあります。

糖尿病性神経障害

手足のしびれや感覚の低下などが起こることがあります。

また、動脈硬化に関連する心筋梗塞や脳卒中のリスクも高まります。

合併症が必ず起こるということではありません。適切な血糖管理と定期的な診療を続け、合併症の予防や早期発見につなげることが大切です。

糖尿病の治療と生活習慣

糖尿病の治療では、病型や患者さんの状態に応じて、食事療法・運動療法・薬物療法などを組み合わせます。

バランスのよい食生活

食事の量や栄養バランス、食べる時間などを見直します。極端な食事制限を自己判断で行わず、生活に合わせて続けられる方法を医師と相談しましょう。

適度な運動

体調や合併症に応じた運動を取り入れます。安全に行える内容や量は人によって異なるため、運動を始める際は医師に相談してください。

適正体重の管理

体格や年齢、健康状態に応じた体重管理を行います。無理な減量を避け、食生活と運動を見直していきましょう。

定期的な血糖値・HbA1cの確認

症状の有無だけで判断せず、検査結果や体調の変化を医師と確認しながら、継続的な管理につなげます。

医師の指示に基づく治療継続

処方された薬などは、医師の指示に沿って使用してください。体調や治療について気になることがある場合は、自己判断で中断せず相談しましょう。

具体的な治療目標や薬剤の選択は、糖尿病の種類、年齢、合併症、低血糖のリスクなどにより異なります。一人ひとりの状態に合わせて医師が判断します。

圏央所沢病院の糖尿病内科との医療連携

身近なクリニックと専門医療機関が連携し、糖尿病の継続的な管理を支えます。

糖尿病は、血糖値の管理だけでなく、合併症の予防や長期的な健康管理が重要な病気です。

よしかわクリニックでは、日常的な健康相談や内科診療に対応するとともに、より専門的な診療が必要な場合には、同じ社会医療法人至仁会が運営する圏央所沢病院の糖尿病内科と連携しています。

圏央所沢病院には、糖尿病内科の常勤医師である高橋真紀先生が在籍しています。

患者さんの状態に応じて専門的な診療につなげ、地域の皆さまが安心して糖尿病と向き合える医療体制を目指しています。

連携先の圏央所沢病院の外観
社会医療法人至仁会 圏央所沢病院

よくあるご質問

Q1. 健康診断で血糖値が高いと言われました。受診した方がよいですか?

健康診断で血糖値やHbA1cの異常を指摘された場合は、医療機関で相談することをおすすめします。必要な確認や今後の管理について医師が判断します。

Q2. HbA1cとは何ですか?

HbA1cは、過去1〜2か月程度の血糖の状態を反映する指標です。糖尿病の診断や血糖管理の評価に用いられます。

Q3. 糖尿病は症状がなくても治療が必要ですか?

糖尿病は自覚症状が少ない場合もあります。症状がなくても、合併症の予防のために適切な管理が重要です。

Q4. 糖尿病の専門医に相談できますか?

よしかわクリニックでは、専門的な診療が必要な場合、同じ社会医療法人至仁会の圏央所沢病院糖尿病内科などとの連携についてご案内します。

Q5. 糖尿病の薬は一生飲み続ける必要がありますか?

治療内容は糖尿病の種類や病状によって異なります。生活習慣の改善などによって治療内容を調整できる場合もありますが、自己判断で薬を中止せず、医師に相談してください。

所沢市・狭山ヶ丘で血糖値が気になる方へ

よしかわクリニックは、埼玉県所沢市若狭にある社会医療法人至仁会のクリニックです。

健康診断で血糖値を指摘された方や、糖尿病について相談したい方は、内科の診療案内をご確認ください。

専門的な診療が必要な場合には、圏央所沢病院の糖尿病内科などと連携してご案内します。

※本ページは一般的な医療情報を提供するものであり、個別の診断や治療方針を決定するものではありません。具体的な診療については医師にご相談ください。