1. ピリピリ・チクチクする痛み
皮膚に発疹が出る前から、神経に沿った痛みや違和感が現れることがあります。
痛みの感じ方には個人差があり、軽い違和感から強い痛みまでさまざまです。
DERMATOLOGY / SHINGLES
ピリピリ・チクチクする痛みや、体の片側に現れる赤い発疹は、帯状疱疹の可能性があります。
帯状疱疹は、皮膚の症状が現れる前から痛みを感じることもある病気です。
「虫刺されだと思っていた」「皮膚が痛いけれど、原因が分からない」といった症状から始まる場合もあります。
帯状疱疹では、できるだけ早く診断を受け、適切な治療を開始することが大切です。
気になる症状がある場合は、症状が軽くても早めに医療機関へご相談ください。
帯状疱疹は、水ぼうそうの原因となる「水痘・帯状疱疹ウイルス」によって起こる病気です。
過去に水ぼうそうにかかった際、体内の神経に潜伏したウイルスが、再び活動することで発症します。
加齢や免疫機能の低下などが関係して発症することがあり、特に50歳以上では注意が必要です。
帯状疱疹は70歳代で発症する方が最も多いとされていますが、若い方でも発症することがあります。
皮膚に発疹が出る前から、神経に沿った痛みや違和感が現れることがあります。
痛みの感じ方には個人差があり、軽い違和感から強い痛みまでさまざまです。
痛みが現れた部分に、赤い発疹や小さな水ぶくれが出ることがあります。
典型的には、胸や背中、腹部、顔などの左右どちらか片側に、帯状に現れます。
衣服が触れただけでも痛みを感じたり、皮膚が敏感になったりすることがあります。
人によっては、発熱や頭痛、体のだるさなどを伴う場合もあります。
症状の現れ方は一人ひとり異なります。
帯状疱疹の治療には、一般的に抗ウイルス薬が用いられます。
抗ウイルス薬は、発疹が現れてから72時間以内を目安に、できるだけ早く開始することが望ましいとされています。
ただし、72時間を過ぎた場合でも、症状や病状によって治療が検討されることがあります。
「数日たってしまったから、もう治療できない」と自己判断せず、医療機関へご相談ください。
特に顔や目の周囲、耳に症状が現れた場合や、強い痛みがある場合は、速やかな診察が重要です。
帯状疱疹では、ウイルスの増殖を抑えるために抗ウイルス薬を使用することがあります。
薬の種類や使用方法は、症状、年齢、腎機能、持病などを考慮して医師が判断します。
帯状疱疹では、皮膚の痛みや神経痛が現れることがあります。
痛みの程度や経過に応じて、鎮痛薬などによる治療が検討されます。
目の周囲や耳の症状、強い神経痛、重症例などでは、専門的な診療が必要になることがあります。
その場合は、患者さんの状態に応じて、適切な医療機関への紹介を検討します。
帯状疱疹では、皮膚の発疹や水ぶくれが治った後も、痛みが長く残ることがあります。
これを「帯状疱疹後神経痛」といいます。
痛みが数か月以上続く場合もあり、睡眠や日常生活に影響することがあります。
特に高齢の方では注意が必要です。
皮膚の症状が改善した後も痛みが続く場合は、医師にご相談ください。
水ぶくれを無理につぶしたり、強くこすったりしないようにしましょう。
患部のケアについては医師の指示に従ってください。
体調に合わせて無理をせず、十分な休養をとることが大切です。
帯状疱疹の水ぶくれにはウイルスが含まれています。
水ぼうそうにかかったことがなく、予防接種も受けていない方がウイルスに接触すると、水ぼうそうを発症する可能性があります。
すべての水ぶくれがかさぶたになるまでは、患部を覆うなどして、特に妊婦、乳幼児、免疫機能が低下している方との接触に注意しましょう。
帯状疱疹は、ワクチンによって発症や合併症のリスクを減らすことができます。
日本では、帯状疱疹ワクチンとして、生ワクチンと組換えワクチンが使用されています。
それぞれ接種回数や接種方法、予防効果、副反応などが異なります。
2025年度からは、65歳の方などを対象に、帯状疱疹ワクチンの定期接種制度が始まりました。
また、2025年度から2029年度までの経過措置として、年度内に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方なども対象となります。
60〜64歳の方では、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫機能の障害があり、日常生活がほとんど不可能な程度の方が定期接種の対象となります。
対象年齢や自己負担額、接種可能な医療機関については、お住まいの自治体の最新情報をご確認ください。
接種できる医療機関や費用、受診方法は、自治体や各医療機関の最新案内をご確認ください。
顔や目の周囲に発疹があり、目の痛み・充血・見えにくさなどを伴う場合は、眼科を含む速やかな診療が必要です。
耳の痛み、顔の動かしにくさ、難聴などがある場合も、早急に医療機関へ相談してください。
帯状疱疹そのものが、そのまま他人にうつるわけではありません。
ただし、水ぶくれに含まれるウイルスによって、水ぼうそうへの免疫がない方が水ぼうそうを発症することがあります。
若い方でも発症しますが、加齢とともに発症しやすくなり、70歳代で発症する方が最も多いとされています。
はい。抗ウイルス薬は早期開始が望ましいものの、発疹の状態や重症度などによっては、3日を過ぎても治療が検討される場合があります。
自己判断せず、医療機関に相談してください。
一度発症した方でも、再び帯状疱疹になることがあります。
過去に帯状疱疹になったことがある方も、ワクチン接種について医師に相談できます。
ワクチンの種類や制度によって対象が異なります。
定期接種は65歳の方などが対象ですが、定期接種以外で接種できる場合もあります。
接種の適応については、医師や自治体にご確認ください。
帯状疱疹では、症状の程度や発症部位によって、専門的な診療が必要になる場合があります。
よしかわクリニックでは、患者さんの状態に応じて、同じ社会医療法人至仁会が運営する圏央所沢病院などの医療機関との連携についてご案内します。
専門的な検査や治療、他の診療科による対応が必要な場合は、患者さんの状態や受入体制を踏まえて、適切な医療機関への紹介を検討します。
圏央所沢病院について ↗よしかわクリニックは、埼玉県所沢市若狭にある社会医療法人至仁会のクリニックです。
皮膚の痛みや赤い発疹、水ぶくれなど、帯状疱疹が疑われる症状がある場合は、早めに医療機関へご相談ください。
皮膚科の診療日以外に症状が出た場合も、早期の診察が重要です。皮膚科の診療日を待つことで治療開始が遅れる可能性があるため、速やかに診療可能な医療機関へ相談してください。
よしかわクリニック
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※本ページは一般的な医療情報を提供するものです。個別の診断・治療方針は医師が判断します。